iMac27インチ Late2012 FusionDrive HDD交換 (2)

ご覧頂きありがとうございます。
今回はiMac27インチ Late2012のHDD交換です。
少し前に修理したお客様同様、FusionDriveのHDDが認識しなくなった状態でした。
修復や消去も行ったそうですが、SSDのみ動作しておりOSはそちらにインストールされています。

ディスクユーティリティ上ではSSDもHDDも認識はしているようですがFusion Driveが解除されており、HDDはマウントできず、First Aidもエラーになります。
HDD故障の可能性が非常に高い状況です。



お預かり後に早速HDDを取り出してテストしましたが、予想通り物理的に故障していましたので、新しいHDDを使ってFusionDriveの再構築とOS再インストールを行いました。

再構築後の状態です。


HDDは3TBのものが使用されていましたので、FusionDriveのサイズは3.11TBになります。
動作確認後に液晶パネルの固定を行い、修理完了となりました。

今回のお客様は故障前にTimeMachineバックアップを取っていたので大事に至りませんでしたが、FusionDriveは独自の暗号化がされているので、どちらかのストレージ(HDDやSSD)が壊れた場合バックアップがないとデータ復旧が難しいと言う問題を抱えています。
修理記録で何度も書いておりますが、いざ故障した時に慌てずに済むように日々のバックアップ作成を行うようにしましょう。

iMac27インチ Late2014 Retina5K SSD換装

ご覧頂きありがとうございます。
今回はiMac27インチ Late2014のSSD換装作業です。

こちらのモデルは128GB+1TBのFusionDriveですが、お客様の要望でFusionDriveではなく500GBのSSDだけのシングルドライブに変更する事になりました。

FusionDriveを構成するSSDの方は相当分解しなければ抜去できませんので、それなりにリスクがあります。

再び元に戻しつつ2.5インチSSDを取り付け、一旦仮止めした状態でOSのインストールを行います。
仮止めにしているのは、液晶パネルを固定してしまうと何か問題があった場合にまた剥がす必要が生じるためです。


無事インストールが完了しストレージも問題なく認識しています。


ハードウェアチェックを行い、動作テストでも問題がなかったので、液晶パネルを固定して換装作業完了となりました。

iMac27インチ Late2012 FusionDrive HDD交換

ご覧頂きありがとうございます。
今回はiMac27インチ Late2012のHDD交換です。

こちらの機種は128GBのSSDと1TBのHDDを搭載し、1つのストレージとして認識させるFusionDriveモデルとなっています。
FusionDriveはOSや頻繁にアクセスするファイル等を高速のSSDに保存し、それ程使用しないファイル類をHDD側に保存することで高速性と大容量を実現していますが、片方に不具合が生じるとディスク全体が認識しなくなったりシステム構成が壊れたりします。
また、FusionDrive構成が復旧できない場合は保存ファイルが見られなくなるなど、少し恐ろしい現象が起きる事があります。
システムとしては非常に優れていると思いますが、不具合が出た時の復旧が難しいのが難点です。

今回のご相談内容は、起動時に進入禁止のような画像が出てきたのでApple公式も含めてネット情報を見ながら修復を試みた所、起動ディスクすら認識しなくなったというものでした。
店頭で確認した際には、確かに起動ディスクが見つからない時に出る「?」つきフォルダアイコン画像が表示されました。
簡易チェックでは正確な原因が判断できませんでしたので一旦お預かりすることに。
まずOSXインストーラーのディスクユーティリティで確認します。
左側のストレージが2つとも赤色になっており、HDDの容量表示が明らかに変です。

更に詳しく調べた所やはり正常に認識されていません。
外付けOSから起動して確認しても内蔵HDDを認識しないケースが頻発したためHDDの故障が疑われました。
ここでお客様にはデータの復旧は難しいかもしれないと伝え、状況的にHDDの交換とFusionDriveの再構築、OS再インストールが必要と伝えます。

データ復旧なしでのHDD交換で了承を得ましたので作業に取り掛かります。
まずは本体からHDDとSSDを外してデータを読み取れないか検証しますが、残念ながらHDDが機械的に壊れていて異音を発するだけで読み取りは不可能でした。
これはデータ復旧専門業者に頼まないと難しそうです。
なおHDDの復旧費用は専門業者ですと容量にもよりますが10万円程度かかるのが相場です。
一旦戻してから現状のFusionDriveの構成を解除しHDDの交換に取り掛かります。

交換そのものはスムースに進みSSDとHDDが認識されていることを確認。
その後FusionDriveを再構築、OSの再インストールに進みます。

インストールも滞りなく進み起動と動作テストを行い、問題のないことを確認してから液晶パネル固定、修理完了となりました。

HDD絡みのトラブルの大半は、常時のバックアップが有るか無いかで被害が大きく変わります。
特に重要なデータを扱う業務用PCとして使用している場合、重要データは外部ストレージにバックアップ又は保管しておく、そして本体のバックアップも定期的に行う、この2つを実行するだけで復旧時の労力も費用も抑えられますし業務上の被害も抑えられます。
幸いMacにはTimeMachineという便利なツールがあります。
今現在バックアップを行っていない場合は、早急に外付けHDDなどを購入してTimeMachineでバックアップを行って下さい。