MacBook Air 13インチ Mid2012 ファン高速回転と起動不具合

ご覧頂きありがとうございます。
今回はタイトルの通りで、MacBook Airのファンが高速で回りっぱなしでOS起動が非常に遅いという症状です。

ファンが高速回転する原因はCPUへ負荷が高くなっている(放熱のためにフル回転する)事が多いのですが、他にも機械的な故障などが起きていることもあります。
SSDモデルで起動が遅いということは、ストレージの問題ではなく何かしらの影響でCPUの速度制限がかかっている可能性が高いです。
またMagsafeランプが点灯しないという症状も見られましたので、充電ポートなどが載っているI/Oボードの故障が考えられました。


そこでまずはI/Oボードの交換で様子をみてみます。


裏蓋を開けてI/Oボードを外す作業に取り掛かりましたが、外す前にリンクケーブルのコネクタ部が浮いていることに気が付きました。
見てみるとケーブルコネクタがしっかり嵌っておらず、浮き上がっていました。
もしかすると……と思い、コネクタを嵌め込み直してから電源を入れてみます。


ファンも高速回転せず、Magsafeランプも緑→橙色に点灯し、起動速度も普通の状態に戻りました。
今回は故障ではなくケーブル脱落が原因のようでしたので、取り付け直しと、浮き上がり防止の為テープで固定して修理完了となりました。

MacBookAir 13インチ Mid2012 バッテリー交換とコネクタ修理

ご覧頂きありがとうございます。
今回は全体画像を取り忘れたのですが、MacBookAir 13インチのバッテリーとコネクタの補修です。

当初バッテリー交換という事でご来店されたのですが、どうもご自分で交換しようと思って上手く行かなかったとのこと。
実際にボトムケースを外してみたところ、ロジックボードに固定されているバッテリーの接続コネクタ部が基盤からとれており、バッテリーと一緒に外れてきました。
恐らくご自分で交換しようとした際にバッテリーケーブルを無理に外しそうとしてコネクタ基板側ピンが折れてしまい、基盤から剥離したものと考えられました。

通常であればロジックボード交換しか解決方法はないのですが、基板側の表面に殆ど剥離が無かったことからコネクタピンの補修と再固定で治りそうだったため、修理としてお預かりすることに。

実際に預かって確認したところ、コネクタパーツ内部のバッテリーケーブル接合ピンは無事だったものの、基盤方向に伸びている部分が折れていた為この部分を補修して繋げます。
ハンダ付後にコネクタが剥離しないように特殊なシールで固定し、バッテリーを取り付けてケースも戻します。

まずその状態で充電できるか確認し、Magsafeのランプがオレンジ点灯することを確認。
次にバッテリーだけで起動し、電源の状態を確認します。


バッテリーは認識されており、画面右上にも残容量の表記が出ました。
この状態で電源を繋ぎ充電状況を確認します。

バッテリー状態は正常、充電中となりましたので暫く放置して満充電になるのを待ちます。


充電完了になりましたので、これで修理完了です。

バッテリー交換は比較的難易度の低い作業のため、安く済ませたい場合はご自分で行うのも良いと思います。
ただ自己責任の範疇となりますので、今回のように間違えて部品を破損してしまっても自分で何とかするしかありません。
今回は幸いにも補修が可能な範囲の部品破損で済みましたが、誤って基盤に傷をつけたり、帯電した状態で触れて部品が壊れたりした場合は補修が難しくなります。
もしご自分で作業をする場合は、細かな部分まで手順を確認し、装備や道具も万全の状態で行って下さい。

MacBook 12インチ Mid2017 USB-Cコネクタ修理

ご覧頂きありがとうございます。
今回は2017モデルMacBookの修理です。
使用中にUSB-C付近に飲み物をこぼしてしまい、それから充電出来なくなったそうです。
電源アダプターを接続しても給電されない状態だったため、現状でバッテリー残量がなくなっていて動かない状態でした。

Appleの正規店や他店で見積りを出してもらった所かなり高額の修理代金を出されたという事で、最後に当店へご相談頂いたとの事。
充電不能という場合はバッテリーの故障、ロジックボードの故障、コネクタボードの故障などが原因として考えられます。
今回のお客様の場合コネクタ部分以外は水没しておらず、ロジックボード側に過電流等で障害が起こっていなければこの部分だけの交換修理で治る可能性がありました。
お客様からは治らなければ諦めるというお話を聞きましたので修理を進めることに。
2017モデルのUSB-Cコネクタは取り寄せ対応ですので、入荷を待って作業に入ります。

まずコネクタ部分を外して確認します。

画像のように腐食が進んでおり使用できない状態でした。

取り寄せた新品コネクタを取り付け、組み直してからUSB-Cケーブルで充電を行います。

暫く放置してから電源を入れると、無事に起動。
充電状態を見ると、しっかり充電されているようです。



そのまま満充電になるまで待ってから他のUSB-C機器が使用できるか動作確認を行い、問題なかったので修理完了となりました。


新しい機種に関しては基本的にAppleサービスや正規取扱店にご相談するのをお勧めしておりますが、今回のケースのように正規店での修理見積りが高額となる場合は判断が難しいかと思われます。
部品入手可能な場合は部分修理で対応可能な例もありますので、そのような場合は一度ご相談頂ければと思います。