修理未対応機種について

ご覧頂きありがとうございます。

昨年以降Apple製品において採用されました独自チップ(T2チップ)の影響で、2017年以降に発売されたiMac Pro、2018年以降のMacBookProなどで正規修理プロバイダ以外で部品交換を伴う修理を行うと起動しなくなる恐れが生じております。

今後販売される製品についても同様の仕様になると思われますため、誠に恐れ入りますが上記チップ内蔵の機種につきましては現時点で分解修理非対応とさせて頂きます。

ご理解ご容赦のほど宜しくお願い申し上げます。

iMac20インチ Early2009 電源ユニット交換

ご覧頂きありがとうございます。
今回はiMac20インチ Early2009モデルの電源ユニット故障修理です。

実はこの修理とほぼ同じタイミングで複数同じ修理をご依頼頂きました。
全て9月6日の地震の影響で起こった停電から復旧したタイミングで故障した模様です。
なお、全ての修理品が停電時にスリープになっていたようで、復電時に起動しなくなっています。

こちらの修理品は復電後1度動いたので使用後に電源を落としたそうですが、再度起動しようと思ったら電源ボタンを押しても反応がなくなったというお話しでした。

電源ボタンを押してもファンなどに通電しませんので、分解してロジックボード上で電源ボタンの端子をショートさせて見ました。
残念ながら動きません。
ロジックボードまでは通電していましたが、診断ランプの状況を見るとどうも電力供給が安定していない様子です。
電源ユニットのコンデンサーなどが劣化していると考えられました。

取り寄せた電源ユニットと交換します。

外した電源ユニットはやはりコンデンサの劣化が見られました。

交換後、問題なく動くようになりました。

旧型のモデルはほぼ中古部品での修理となりますが、取り寄せができるものは修理が可能です。
ご不明な点があれば気軽にお問い合わせください。

iMac20インチ Mid2007 HDD交換

ご覧頂きありがとうございます。
今回はiMac20インチMid2007のHDD交換です。
10年前のモデルという事で、既にAppleでは修理対応を行っておりません。
今回は電源を久しぶりに入れたところ起動しなくなっていた、というご相談でした。

店頭で確認したところ、外部OSでは起動したため内蔵HDDの損傷が原因と思われます。
外部OSでFirstAidを実行しましたが修復することは出来ず。


こうなった場合は速やかに電源を落とし、HDDの破損が進む前に何とかデータを取り出す作業に移るのですが、残念ながらデータ救出は既に不可能なほど損傷していました。

お客様からは内部データ自体は消えてしまっても構わないというお話しを頂いておりましたので、今回はHDDの交換とOS再インストールを行うことに。


交換後、無事起動することを確認し、各部の動作確認を行い修理完了となりました。

現状で部品入手が非常に難しくなっている機種ですが、アプリケーションの対応OSの問題で新しいMacに乗り換えできないことも多いのが現状です。
古い機種でも修理ができる可能性があります。
お困りの際は気軽にご相談ください。

MacBookPro 15インチ Mid2010 キーボード修理

ご覧頂きありがとうございます。
今回はMacBookPro15インチMid2010のキーボード修理です。


誤ってキーボードに水をかけてしまい、慌てて乾かしたものの入力時に不具合が出るようになったそうです。
実際に確認すると、キーボード通りの文字が入力できず、ギリシャ語や記号が入力されるような状態でした。
キーボードの設定自体はJIS配列にされておりましたので、機械的な問題と思われました。
また同じアプリケーションを複数開いている時(ブラウザのタブやOffice系ファイルなど)に、1つのタブあるいは1つのファイルだけ閉じようとすると、閉じたファイルやタブだけではなくアプリケーション自体が閉じてしまう症状も出ていました。
今回は水没ということで、最悪の場合ロジックボードのダメージも想定されます。
まず浸水状況の確認を行い、ロジックボードまで影響が及んでいない場合はキーボードの洗浄、それで改善しない場合はキーボードの交換を行うということで承りました。

ボトムケースを開け、バッテリーの抜去を行います。
この時点でトラックパッド脇に浸水の際に付着したとみられる汚れがありました。


バッテリー側にも見られます。


浸水痕はあったもののロジックボードまでの浸水は見られなかったため、まずキーボードを取り外して洗浄を行い、十分乾いてから再度組み立てて動作確認を行います。

この段階では症状の改善が見られず基板の損傷あるいはケーブルなどの損傷と思われたため、キーボードの交換修理となりました。
こちらのモデルは現状でJIS配列キーボード単体の部品供給が行われておりませんので、トップケースごとユニット交換になります。


交換後の動作確認では症状の再現はなく、他の機能も問題無かったためこれで修理完了となりました。

ヴィンテージ(製造完了から5年以上7年未満)及びオブソリート(製造完了から7年以上)になると部品供給がされておりませんので修理不能と思われがちです。
一部の製品については互換部品の利用や中古部品の利用で修理可能ですので、諦める前に一度お問い合わせください。

iMac27インチLate2012 HDD故障/SSD交換

ご覧頂きありがとうございます。
今回はHDDが故障したためSSDに交換したiMac27インチ Late2012です。

ここ暫く2012~2014年型iMacはHDD故障でのご相談を多く受けています。
購入から4~5年程度ですから、HDDの個体によってはそろそろ限界を迎える物が増えてきそうです。

今回の修理品は現時点で軽度の物理障害から起きる論理障害でOS起動ができない程度だったので、外部OSから立ち上げてデータの救出は可能でした。
ただしHDD傷害は進行してしまう事が多いので、お客様の要望で容量大きめのSSDと交換することになりました。 
交換後、OSの再インストールと動作確認を行います。
(動作確認は液晶パネルを仮止めした状態で行っています)
SSDになりましたので再インストール後は起動まで10秒程度しかかかりません。

一通り検証が終わったら、液晶パネルを固定して修理完了です。

Late2012以降のiMacの液晶はパネルとガラスが一体化されている上にボディに固定されており、取り外す時に失敗してガラスや液晶を破損させるケースが多いようです。
我々のような業者でも一番神経を使う作業工程ですので、自信がない場合は無理をせずに業者に任せたほうが無難です。
特にRetinaパネルは壊すと酷い目に会いますので。