MacBookPro 15 retina Early2013 液晶交換

ご覧頂きありがとうございます。
今回はMacBook Pro Retina 15インチ Early2013の液晶交換です。

表面のガラスが割れていないので電源が入っていない状態だとわかりませんが、電源を入れると画像のように完全に液晶が割れており使用できない状態とわかります。

その原因は天板のアップルロゴを見ると一目瞭然です。


天板側から尖ったもので打撃が加わって液晶の裏側から割れてしまったようです。

通常であれば液晶パネルだけ交換することもできますが、Retina液晶は非常に破損しやすいため基本的には液晶ユニットごと交換を行っております。
今回の場合は天板も破損しているので丸ごと交換したほうが外観も良いですし、天板裏側が凹んでいることも考えられますからパネル単体交換しても再度
破損する可能性が非常に高くなります。
新品は取り寄せに時間がかかる事、少々早めに使いたいということで比較的短期間で入手できる中古の液晶ユニットで交換修理することになりました。

交換後の状態です。


中古のため少々の傷はありましたが、起動時はそれほど気にならない程度でした。
液晶も問題なく認識され、修理完了です。

MacBookPro 15インチ Mid2010 キーボード修理

ご覧頂きありがとうございます。
今回はMacBookPro15インチMid2010のキーボード修理です。


誤ってキーボードに水をかけてしまい、慌てて乾かしたものの入力時に不具合が出るようになったそうです。
実際に確認すると、キーボード通りの文字が入力できず、ギリシャ語や記号が入力されるような状態でした。
キーボードの設定自体はJIS配列にされておりましたので、機械的な問題と思われました。
また同じアプリケーションを複数開いている時(ブラウザのタブやOffice系ファイルなど)に、1つのタブあるいは1つのファイルだけ閉じようとすると、閉じたファイルやタブだけではなくアプリケーション自体が閉じてしまう症状も出ていました。
今回は水没ということで、最悪の場合ロジックボードのダメージも想定されます。
まず浸水状況の確認を行い、ロジックボードまで影響が及んでいない場合はキーボードの洗浄、それで改善しない場合はキーボードの交換を行うということで承りました。

ボトムケースを開け、バッテリーの抜去を行います。
この時点でトラックパッド脇に浸水の際に付着したとみられる汚れがありました。


バッテリー側にも見られます。


浸水痕はあったもののロジックボードまでの浸水は見られなかったため、まずキーボードを取り外して洗浄を行い、十分乾いてから再度組み立てて動作確認を行います。

この段階では症状の改善が見られず基板の損傷あるいはケーブルなどの損傷と思われたため、キーボードの交換修理となりました。
こちらのモデルは現状でJIS配列キーボード単体の部品供給が行われておりませんので、トップケースごとユニット交換になります。


交換後の動作確認では症状の再現はなく、他の機能も問題無かったためこれで修理完了となりました。

ヴィンテージ(製造完了から5年以上7年未満)及びオブソリート(製造完了から7年以上)になると部品供給がされておりませんので修理不能と思われがちです。
一部の製品については互換部品の利用や中古部品の利用で修理可能ですので、諦める前に一度お問い合わせください。

MacBook Pro Retina 13インチ Mid2014 トラックパッド交換

ご覧頂きありがとうございます。
今回はMacBookPro Retina13インチのトラックパッド交換です。

症状は、起動はするもののキーボードとトラックパッドが反応しないというものでした。
不具合の原因となりそうな水没や、本体への衝撃なども与えていないという話です。

こちらの機種は過去に似たようなケースでトラックパッドケーブル破損が原因だったことがあり、当店ではまずケーブル交換で様子を見ることを提案していました。
お客様によると、Appleも含めて複数の業者に見積りの依頼をしたところ、どこも買い替えを考慮するほどの金額が提示されたようで、最終的には安価で修理できればそれに越したことはなく、もし修理できない場合は諦めるということで当店をお選び頂いたそうです。

システム環境設定のキーボードを見ると、「F1,F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用」の項目が出たり消えたりを繰り返しています。


お客様はUSBキーボードとマウスを繋げ、画面を閉じて外部モニターに繋いで使用するクラムシェルモードで使っていたそうです。
この状態だと本体側のキーボードもトラックパッドも機能停止状態になるので症状は現れません。
しかし持ち運べないことなどを除けばパソコンとしては一応使用できますが、それではMacBookProの意味がありません。
電源を切って作業に移ります。

なおこのモデルでトラックパッドとケーブルにアクセスするには、本体に接着されているバッテリーを外さなければなりません。
間違えるとバッテリー皮膜を壊して発火などの事故を起こしかねない、割とハードルが高い作業になります。
交換バッテリーも純正品は中古機が買えるほどの値段が掛かりますので、時間を掛けて慎重に作業を進めます。

バッテリーを外してケーブルを交換した後、一旦バッテリーとケースを仮止めして動作確認を行います。
この段階では症状は改善されませんでした。
そこで古いケーブルで新品のトラックパッドを試した所これも症状改善が見られず。
最終的にケーブルとトラックパッドの両方を交換して症状がなくなりました。
原因はトラックパッドとケーブル両方にあったようです。

トラックパッド、キーボード共に動作確認で問題が起きなかったため修理完了。
お客様に返却となりました。

MacBookPro13インチ Mid2012 USモデル 液晶交換

ご覧いただきありがとうございます。
今回はUSモデルのMacBookPro13インチの液晶交換です。

修理品は液晶の保護ガラスにクモの巣状のヒビが入ってしまった状態でお持込頂きました。
(※画像は交換後に取り外した液晶ユニットです)

液晶パネル自体には破損もなく問題なく映っていましたので保護ガラスのみ交換という方法もあるのですが、お客様の要望で新しい液晶パネルに変えたいという話になり、液晶ユニットごと交換するという事に。
新品ユニットはお取り寄せになりましたが、幸いガラスのヒビ以外は問題ない状態でしたので入荷までお待ち頂けました。

部品入荷後、交換作業を行いました。

画像では保護フィルムの反射で縦縞が出ていますが、映像出力は問題ありません。
ユニットに仕込まれているパーツの状態も問題なく修理完了となりました。

MacBookPro15インチ Early2011 バッテリー膨張

ご覧頂きありがとうございます。
今回の修理記録はMacBookProのバッテリー交換ですが、MacBook系の特徴とも言えるトラックパッド変形との合わせ技です。

MacBook系は大容量バッテリーを限られたスペースに詰め込んでいる為、トラックパッドの下に壁のない状態でバッテリー搭載スペースがあります。
バッテリーの膨張が起きると構造上弱い部分が外に押し出されるので、必然的にトラックパッドの変形が起こりやすい構造となっています。
今回はまだそれ程重症ではなかったので、トラックパッドは取付金具の変形だけで済んでおり再利用可能でした。
修復とバッテリー交換を行い修理完了です。

因みに外したバッテリーですが、変形自体は大きくないものの、気になる部分がありました。

通常はありえないのですが被膜が裂けて液漏れしたのかもしれません。
丁度トラックパッドの上部の隙間辺りも白くなっていました。
そして液漏れの影響か、液晶の保護ガラスに施されているコーティングが剥がれていました。(判り難い画像ですが、画像上半分ほどの楕円状の白っぽく見える部分がコーティング剥がれの部分です)

バッテリーはすぐに回収拠点に届けましたが、このまま使用していると大きく膨張する場合があります。
通常は膨張したとしてもすぐに破裂には至らないのですが、100%安全とは言えませんので、膨張したバッテリーの使用は避けるようお願い致します。