iMac27インチ Late2012 FusionDrive HDD交換

ご覧頂きありがとうございます。
今回はiMac27インチ Late2012のHDD交換です。

こちらの機種は128GBのSSDと1TBのHDDを搭載し、1つのストレージとして認識させるFusionDriveモデルとなっています。
FusionDriveはOSや頻繁にアクセスするファイル等を高速のSSDに保存し、それ程使用しないファイル類をHDD側に保存することで高速性と大容量を実現していますが、片方に不具合が生じるとディスク全体が認識しなくなったりシステム構成が壊れたりします。
また、FusionDrive構成が復旧できない場合は保存ファイルが見られなくなるなど、少し恐ろしい現象が起きる事があります。
システムとしては非常に優れていると思いますが、不具合が出た時の復旧が難しいのが難点です。

今回のご相談内容は、起動時に進入禁止のような画像が出てきたのでApple公式も含めてネット情報を見ながら修復を試みた所、起動ディスクすら認識しなくなったというものでした。
店頭で確認した際には、確かに起動ディスクが見つからない時に出る「?」つきフォルダアイコン画像が表示されました。
簡易チェックでは正確な原因が判断できませんでしたので一旦お預かりすることに。
まずOSXインストーラーのディスクユーティリティで確認します。
左側のストレージが2つとも赤色になっており、HDDの容量表示が明らかに変です。

更に詳しく調べた所やはり正常に認識されていません。
外付けOSから起動して確認しても内蔵HDDを認識しないケースが頻発したためHDDの故障が疑われました。
ここでお客様にはデータの復旧は難しいかもしれないと伝え、状況的にHDDの交換とFusionDriveの再構築、OS再インストールが必要と伝えます。

データ復旧なしでのHDD交換で了承を得ましたので作業に取り掛かります。
まずは本体からHDDとSSDを外してデータを読み取れないか検証しますが、残念ながらHDDが機械的に壊れていて異音を発するだけで読み取りは不可能でした。
これはデータ復旧専門業者に頼まないと難しそうです。
なおHDDの復旧費用は専門業者ですと容量にもよりますが10万円程度かかるのが相場です。
一旦戻してから現状のFusionDriveの構成を解除しHDDの交換に取り掛かります。

交換そのものはスムースに進みSSDとHDDが認識されていることを確認。
その後FusionDriveを再構築、OSの再インストールに進みます。

インストールも滞りなく進み起動と動作テストを行い、問題のないことを確認してから液晶パネル固定、修理完了となりました。

HDD絡みのトラブルの大半は、常時のバックアップが有るか無いかで被害が大きく変わります。
特に重要なデータを扱う業務用PCとして使用している場合、重要データは外部ストレージにバックアップ又は保管しておく、そして本体のバックアップも定期的に行う、この2つを実行するだけで復旧時の労力も費用も抑えられますし業務上の被害も抑えられます。
幸いMacにはTimeMachineという便利なツールがあります。
今現在バックアップを行っていない場合は、早急に外付けHDDなどを購入してTimeMachineでバックアップを行って下さい。

iMac 21.5インチ Late2009 電源交換

ご覧頂きありがとうございます。
今回はiMac 21.5インチ Late2009の電源交換です。


簡単なブラウジングやインターネットラジオを聴くなどの用途に使用していたそうで、ある日突然起動しなくなったそうです。
Appleに問い合わせたところ既に修理対応しておらず、ご自宅から近い当店にお問い合わせ頂いたと言うことでした。
店頭にお持ち込み頂き確認したところ、完全に通電しない状態でしたので電源ユニット故障の確率が高く、交換して様子を見るということに。

起動しました。
動作確認のため再度通電と起動を確認します。
起動後に各部のハードウェアチェック等を行い問題が見られませんでしたので、電源ユニットの故障が原因だったという事で無事修理完了となりました。

2011年以前の機種については既にサポートが完了しており、Apple正規店で修理ができないと言われる事があります。
前回も記載しましたが、Macは出荷時に導入されていた物より前のバージョンのOSをインストール出来ないため、アプリなどの影響で古いMacOSを使わなければならない環境の場合は安易な買い替えができません。
既に新品での手配は難しいものが多いので整備済みの中古部品が大半ですが、お時間を頂ければ手配できる物もあります。
古い機種の修理でお困りの場合は気軽にお問合わせ下さい。