MacBook Retina 12インチ Early2015 起動不良

ご覧頂きありがとうございます。
今回はMacBookが起動しないというご相談です。

電源投入後、起動音とともに林檎マークとプログレスバーが表示されるのですが、プログレスバーが半分くらいまで進むとそこから動かなくなります。
少し重い処理をしている最中にファイル保存して電源を切ろうとしたところ、ファイルを閉じることができなかったためそのままスリープさせ、次に起動させた時にはこの状態になっていたそうです。

このまま何時間も放置していたそうですが状況は変わらず。
NVRAMリセット、SMCリセット、セーフモードの起動なども試したようですが改善されなかったということです。

当店でお預かりしハードウェアチェックを行ったところSSDは特に異常がなく、所謂ファイルシステムの破損による症状と想定されました。
幸いユーザーデータなどは救出可能でしたのでバックアップを取ります。
バックアップ取得後に内蔵SSDの初期化とクリーンインストールを行います。
バックアップからデータを戻して動作確認を行い、アプリケーションとファイル類の復旧ができていることを確認して修理完了となりました。

今回のケースでは単純なシステム不具合(論理破損)だったため不幸中の幸いでユーザーデータ等を救出可能な状態でしたが、SSDモデルの場合はハードウェア故障が起きると読み書き不能になってデータを失う可能性があります。
また今回はお客様の方でバックアップを取られておらず当店にて全て行っていますが、Time Machineでバックアップを取ってあれば最小限の被害で済みますし、今回のような症状であればご自分でも復旧できる可能性が高くなります。
定期的に外付けのHDDなどでバックアップを取ることをおすすめ致します。

Macbook 13インチ Mid2010 バッテリー交換

ご覧頂きありがとうございます。
今回はMacBook 13インチ Mid2010のバッテリー交換です。
ご相談内容はバッテリーの膨張でボトムケースが歪んで隙間ができているということでした。
お客様自身でAppleサポートに電話をして確認したそうですが、こちらの機種は既にAppleの部品供給が終わっているという事で修理不能、リサイクルでの引取しか出来ないという話だったそうです。
新しい機体を買うかどうか悩んでいたそうですが、機種を確認したところ互換バッテリーであれば交換は可能でしたのでお預かりすることになりました。

こちらが修理品となります。ミスで画像を消してしまったためボトムケースの浮いている状態はお見せ出来ないのですが、取り外したバッテリーをご覧頂ければどんな状況なのかは判ると思います。
ケースが浮いて隙間のある状態で暫くお使いになっていたということで、内部に侵入したホコリ等が湿気を吸って汚れとなっていました。
目立つ埃や汚れをとり、新品のバッテリーに付け替えます。

 電源を入れます。

無事起動しました。
最初、画面が物凄く暗くて驚きましたが設定で暗くされているだけでした。
各部の動作確認と簡易クリーニングを行い返却となります。

殆どのMacBook、Pro、Airはケースで密閉することでキーボードの隙間から吸気して背面から排気する構造なので、ケースが開くとそこからホコリなどの汚れが吸い込まれてしまいます。
この汚れがロジックボードなどの基板部分に付着してショートしたり、色々と故障の原因となりますので、膨張でケースが浮いた段階ですぐバッテリー交換を行うことをオススメします。

MacBookAir キーボード交換

いつも当店をご利用頂き誠にありがとうございます。
今回はMacBookAir 11インチ Mid2011キーボード不具合のご相談でした。
水をこぼしたり何か圧力をかけたということも無いそうで、原因がよく判らないとの事。
お客様、実は先にAppleストアに確認しており、Appleではすでにサポート対象から外れている製品のため当店にご相談頂いたそうです。
当店でも調べましたが、こちらの機種は既に日本語キーボードの供給が完了しており新品の日本語キーボードでの修理ができない機種となっておりました。
キーボードの不具合だとすると中古品の転用かUS配列の物などに変える必要があります。
この点をお客様に説明させて頂き、US配列でも構わないということで了承を得たのでUS配列のキーボードを用意して交換をすることになりました。
一抹の不安はキーボードの不具合ではなかった時ですが、それは実際に分解してから考えましょうという事に。

さて実機はこちら。
何かをこぼしたような痕もへこんだような痕も見当たりません。
USキーボードと日本語キーボードはキーの配置や数が違うのでケースごと交換になります。

この段階で確認したのですが、やはり水没痕や圧迫痕などは見当たりませんでした。

こちらが今回交換するUS配列のキーボード(トップケース)です。 記号入力や、かなと英数の切り替えが若干面倒ですが、アルファベットや数字キーの配列は変わらないので通常入力する分には問題は少ないと思われます。
外したパーツを移植し、バッテリーを取り付けて起動してみます。

(※画像は個人情報保護の為修正しています)

ではキーボードが反応しているかテストして見ましょう。

画像では4つだけ押していますが、勿論すべてのキーパターンを確認しています。
無事、すべてのキーが反応しました。
単純なキーボードの不具合ということで済みましたので、一旦電源を落とし簡易清掃を行った後に再度動作確認を行い修理完了となりました。
作業そのものは1時間30分程度でしたが、この様な修理の場合部品手配に時間がかかる場合があります。
通常は修理ご依頼日から部品到着まで7~10日程度お時間を頂きますので、今回のような症状の場合は部品が到着してからのお預かりとしております。

MacBookPro バッテリー交換とトラックパッド交換

いつも当店をご利用頂きありがとうございます。
今回は比較的よくある、MacBook系のバッテリー交換です。
ただし今回は、バッテリー膨張の圧力が強度の弱いトラックパッド部分に向かったためトラックパッドが持ち上がって歪んでしまった、と言うご相談でした。

製品自体はMacBookPro 13インチのMid2010です。
この2009~2011あたりの機種はバッテリー膨張まで至っていなくても放電時間がかなり短くなっている個体が多く、バッテリー交換の依頼が多いのもこの年代の機種です。
今更修理しても…と言う微妙な年代の機種ですが、SSDに載せ替えればそこそこの動作速度を維持できるのでSSD交換で延命されている方も多く、中古機なども出回っているので未だに人気がある機種です。
ただ既にAppleの保証も効きませんし、パーツも純正新品はほぼ入手できないので大掛かりな修理は結構大変ですね。

さて依頼品です。

画像のようにトラックパッドは完全に浮き上がっています。
中古品のトラックパッドを使ったほうが安上がりになるため、お客様とのお話の中で交換の提案を行い了承を貰いました。

ケースの歪みは殆ど見られませんが、ネジを外すと「ポン!」と言う感じでケースが浮き上がってきました。
バッテリーは相当酷い状態のようです。

ボトムケースを取り外し交換作業を始めます。

外したバッテリーです。
まるで餅のように膨らんでいます。
こうなったら非常に危険ですので、膨らんだバッテリーには通電しないようにお願いします。

バッテリーを外した後のトラックパッド部分です

取り外します。
外したトラックパッドはこんな感じになっていました。

交換用の中古トラックパッドと新品バッテリーを取り付けます。

起動確認と交換部品の動作確認を行います。
(画像は個人情報の保護のため修正してあります)

起動後のテストでは問題はありませんでした。
充電も行われているのでバッテリーの不良もなさそうです。
この後電源を切って簡易クリーニングを行い、ボトムケースを戻して納品となりました。
所要時間は簡易クリーニング含めて30分ほどでした。